主な疾患

症状
尿失禁は中高年女性に頻度の高い症状です。しかしデリケートな症状でもあるため多くの方は他人に相談できずにいるのが実情です。尿漏れはタイプが二つあり、咳やくしゃみなどお腹に力が入ったときにもれてしまう腹圧性尿失禁と、急に尿がしたくなりトイレに間に合わずにもれてしまう切迫性尿失禁があります。またこの二つが重なる混合性尿失禁があります。腹圧性尿失禁は妊娠、出産、加齢、肥満などが原因で骨盤底筋や靭帯がゆるんで起こります。切迫性尿失禁は膀胱の活動性が亢進するなど様々な原因により排尿のコントロールができなくなることで起こります。

診察・治療
問診票、内診、超音波検査、残尿測定、膀胱鏡検査にて診断します。切迫性尿失禁の治療は薬物療法、電気刺激療法、骨盤底筋トレーニング、膀胱訓練です。腹圧性尿失禁は薬物療法、電気刺激療法、骨盤底筋トレーニング、外科的治療(手術)にて治療します。手術は侵襲性が低く数日間の入院が必要になります。手術の方法は両内股の付け根に5mm程度と膣に切開を加えて尿道の後ろにテープを挿入し尿道を支えます。骨盤底筋トレーニングは骨盤底筋を鍛えて尿漏れを改善する治療で、当院では個別のお部屋にて女性スタッフによるマンツーマン指導も行っております。自宅でも継続して行う必要がありますが平均3回程度にてトレーニングをマスターし尿漏れが改善する可能性があります。個別のトレーニングは有料で行っております。

症状
骨盤内臓器脱は多くのかたが羞恥心などから病院を受診するのも躊躇されますが中高年の10%がこの症状で困っており、陰部からピンポン玉のようなものが出てきている、膣の中が下がった感じがあるなどを訴えられます。出産などにより骨盤底筋がゆるみ膀胱、子宮、腸管などが膣壁と一緒に下がってくる病気をいいます。

診察・治療
問診、内診、レントゲン検査にて診断します。骨盤底筋トレーニング、外科的治療(手術)にて治療します。治療は骨盤内臓器脱の重症度により選択されますが手術になると数日間の入院が必要になります。尿失禁同様に骨盤底筋トレーニングは個別のお部屋にて女性スタッフによるマンツーマン指導も行っております。

症状
女性の過活動膀胱の有病率は15%程度と言われております。原因は脳血管障害、加齢、下部尿路閉塞、骨盤底の脆弱化などがありますが原因がわからない特発性が最も多いと言われております。急にトイレに行きたくなる尿意切迫感が必須とし頻尿や夜間頻尿を伴います。

診察・治療
問診票にて診断しますがその他の疾患の除外のため検尿、超音波検査、尿細胞診(尿にがん細胞がないかをみる検査、)尿流検査/残尿測定、膀胱鏡、排尿日誌を行うことがあります。生活指導、膀胱訓練、薬物療法にて治療します。

症状
細菌にておこる急性膀胱炎ではなく原因はまだ不明ですがアレルギーなどが関係していると言われており膀胱の知覚が過敏になり膀胱容量が少なくなることが多いです。特徴的な症状は尿が溜まると膀胱が痛み、尿を出すと楽になる。過活動膀胱と診断され薬物療法にて治療されているが効果がない。抗生物質を服用しても膀胱炎の症状が治らないなどがあれば間質性膀胱炎の可能性があります。重度の間質性膀胱炎(ハンナ型)は難病にも指定されております。

診察・治療
診断と治療を兼ねて、膀胱鏡にて観察しながら生理食塩水を注入して膀胱を拡張する膀胱水圧拡張術を行います。ハンナ型では電気で焼灼することにより膀胱痛が劇的に改善します。生活指導(わさび、こしょうなどの香辛料やコーヒーなどのカフェインが含まれているものを控える)、膀胱訓練、薬物治療、膀胱内注入療法などがありますが最も効果的な治療は膀胱水圧拡張です。

入院のご案内

入院治療を受けられるに当たっての手続きや、病院内での生活についてのご案内です。

入院当日はマイナ保険証・入院申込書(手術承諾書)をご持参の上、指定された日時 に外来受付にお越しください。
その際、現在服用されていらっしゃるお薬、外用薬をお持ちください。

入院期間中の駐車場利用はできませんので、お車でのお越しはご遠慮ください。

現在面会については各感染症の状況に応じて変わりますのでご了承ください。

患者様の病状や診察、看護の都合により御面会をお断りする場合がございます。

入院中のご家族の付き添いの必要はありません。


ただし、事情により付き添いをお願いする場合がございます。