その尿トラブル、病気のサインかも。女性の泌尿器疾患トップ5―福岡薬院ひ尿器科コラム
「トイレが近い」「咳をすると尿が漏れる」など、ご自身の尿トラブルを「歳のせい」と諦めていませんか?多くの女性が一人で抱え込んでいる尿の悩みは、治療の必要な病気のサインかもしれません。
尿トラブルは適切な治療によって必ず改善できます。この記事では、女性に特に多い泌尿器疾患トップ5をご紹介しながら、それぞれの症状や対処法を分かりやすく解説します。
もう我慢しないでください。私と一緒に、尿の悩みから解放され、安心できる日常を取り戻しましょう。
1. 尿の悩み、もしかして病気かも?
「トイレが近い」「夜中に何度も起きてしまう」「咳やくしゃみで尿が漏れる」など、女性の体は、出産や加齢の影響で、さまざまな尿トラブルを抱えやすくなります。多くの女性が、「これは年だから仕方ない」「恥ずかしくて誰にも相談できない」と、一人で悩みを抱えがちです。しかし、これらの症状は単なる老化現象ではなく、何らかの病気のサインである可能性があります。
例えば、頻尿や夜間頻尿は、過活動膀胱や子宮筋腫、生活習慣病が原因で起こることがあります。また、咳やくしゃみ、笑った拍子に尿が漏れてしまう腹圧性尿失禁は、骨盤底筋の衰えが原因で起こることがほとんどです。さらに、膀胱炎を繰り返す方は、慢性的な炎症が原因で排尿時の痛みや残尿感を感じることがあります。
これらの症状を放置してしまうと、日常生活に支障をきたすだけでなく、精神的なストレスにもつながります。旅行や外出を控えるようになったり、好きな運動を諦めてしまったりと、生活の質が大きく低下してしまうかもしれません。しかし、適切な治療を受ければ、これらの悩みは必ず改善できます。
我慢して一人で抱え込まず、まずは専門医に相談することから始めましょう。
2. 女性に多い泌尿器疾患トップ5
女性は、その体の構造上、男性に比べて特定の泌尿器疾患にかかりやすい傾向にあります。ここでは、多くの女性が悩む代表的な5つの疾患について詳しく見ていきましょう。
| 病名 | 詳細 |
| ①過活動膀胱 | 突然我慢できないほどの強い尿意を感じる、トイレが近い(頻尿)、夜間に何度も目が覚めてしまう(夜間頻尿)といった症状が特徴です。 |
| ②腹圧性尿失禁 | 咳やくしゃみ、笑ったとき、重いものを持ち上げたときなど、お腹に力が入った拍子に尿が漏れてしまう症状です。これは、出産や加齢で骨盤底筋が弱くなることが主な原因となります。 |
| ③膀胱炎 | 細菌が尿道から膀胱に入り込み、炎症を起こす病気です。排尿時の痛みやツンとした不快感、残尿感、頻尿といった症状が現れます。 |
| ④骨盤臓器脱 | 子宮や膀胱、直腸といった骨盤内の臓器が、骨盤底筋の緩みによって本来の位置から下がり、膣から体外に出てきてしまう病気です。「股からピンポン玉のようなものが触れる」といった感覚が特徴的です。 |
| ⑤間質性膀胱炎 | 頻尿や膀胱の痛み、不快感が慢性的に続く病気です。膀胱炎とは異なり、細菌感染が原因ではないため、一般的な抗菌薬では治りません。 |
これらの疾患は、一人で抱え込みがちですが、適切な治療で改善できるものがほとんどです。自分の症状と照らし合わせて、当てはまるものがあれば専門医に相談しましょう。
3. 病気への対処法と、正しい泌尿器科選び
尿のトラブルは、一人で悩まず専門医に相談することが改善への第一歩です。これらの疾患は、種類や症状の程度によって治療法が異なります。適切な診断と治療を受けることが、健康を取り戻すために不可欠です。
たとえば、過活動膀胱であれば、まずは薬物療法で膀胱の過剰な収縮を抑えたり、生活習慣の改善や膀胱訓練を組み合わせたりします。また、腹圧性尿失禁の場合は、軽度であれば骨盤底筋を鍛える体操が有効です。重度の場合や効果が見られない場合は、手術で尿道を支える方法もあります。
膀胱炎は、細菌感染が原因のため、抗菌薬の内服が中心となります。ただし、頻繁に繰り返す場合は、別の病気が隠れている可能性もあるため、詳しい検査が必要です。
そして、「何か出てくる」という感覚がある骨盤臓器脱では、軽度であれば骨盤底筋訓練やペッサリーと呼ばれるリング状の医療器具で症状を緩和できます。根本的な治療を希望する場合は、手術が検討されます。
大切なのは、これらの治療法の中から、患者様一人ひとりの症状やライフスタイルに合った最適なものを選ぶことです。そのためには、安心して何でも相談できる泌尿器科選びが重要になります。
当院、薬院ひ尿器科では、女性専用外来を設け、女性が抱えるデリケートな悩みに寄り添うことを大切にしています。診察室はプライバシーに配慮し、些細なことでも気兼ねなく話せる雰囲気作りを心がけています。「こんなこと、聞いてもいいのかな?」という不安にも丁寧に耳を傾け、患者様の気持ちや生活環境に配慮しながら、治療方針を一緒に決めていきます。どうぞ安心してご相談ください。
4. 泌尿器の健康を取り戻したい女性の皆様へ
尿の悩みは、日々の生活を窮屈にしてしまいます。しかし、勇気を出して泌尿器科の扉をたたいたあなたは、もうその悩みに縛られることはありません。
たとえば、旅行中にトイレの場所ばかり気にすることなく、心から景色や食事を楽しめます。人前でくしゃみや咳をしても、もう尿漏れを気にする必要はありません。そして、夜中に何度も起きることなく、朝までぐっすりと眠れているでしょう。
「恥ずかしかったけれど、勇気を出して泌尿器科に行ってよかった」。そう思える日が必ず来ます。私たちは、女性のデリケートな悩みに寄り添い、一人ひとりの声に耳を傾けます。尿の悩みから解放され、安心して日常を楽しめる未来を一緒に目指しましょう!
あなたのその一歩が、より良い未来へとつながる第一歩です。どうぞ、お気軽にご相談ください。

